Ooochie Koochie結成について2つの予兆があったので報告します


2月26日、奥田民生と吉川晃司による新ユニット「Ooochie Koochie」の結成、同時にデジタルシングル「GOLD」のリリースが発表された。
3月1日には今年の夏に全国ツアーが行われることも発表されている。

僕は奥田民生の活動を追いかけていく中で、「Ooochie Koochie」の結成に至るまでの予兆を少なくとも2つ見つけたので、ここに記したいと思う。

2023年のアラバキロックフェスティバル

最初に見た予兆は2023年の「アラバキロックフェスティバル」だった。
アラバキロックフェスティバルでは、毎年スポットでアーティストがホストを務めるメインイベントがある。
この年は「アラバキ★ライダー」と銘打って奥田民生がホストを務めている。
フジファブリックと伊藤大地が演奏を務め、ゲストとしてくるりの岸田繁、アジカンの後藤正文、曽我部恵一、のん、BISH、BRAHMANのTOSHI-LOWが順繰りに出演し、それぞれがリクエストする奥田民生の曲をパフォーマンスしていくというものだ。

その出演メンバーの中に吉川晃司がいた。

なんの曲を歌ったのかは正直覚えていないが(後で調べてみたら「さすらい」と「BOY’S LIFE」をやったらしい)、印象に残っているのは奥田民生と吉川晃司のMCだった。
広島県出身の同級生であるということを僕はこの時初めて知ったのだが、MCで交わされる2人の掛け合いは終始広島弁で、喋っている間は、ステージの上ではなく、まるで2人の広島のおじさんが楽屋で喋っているような雰囲気だった。
おまけに、ドラムのシンバルを足元の高さまで低くし、それを民生がキックするというパフォーマンスもあり、大いに笑わせられた。
吉川晃司といえば、硬派な楽曲や、最近では俳優としてのイメージがあり、こういう「3の線」をやらない人だと思っていたが、奥田民生との掛け合わせが絶妙で、存分に楽しめた。

民生の著書で吉川のことが語られている

2つ目の予兆は、奥田民生の著書である。
2024年10月に出版された「59-60 人生後半がいい感じになる例」では、友人としての吉川晃司について語られている。

歳と共に丸くなって、そういうお茶目なところ(広島カープの始球式の前に「下町ロケット」の財前の格好で、小さい公園で投球練習をしていたところをマスコミに見つかったエピソードを挙げている)もいい感じになっていて。あれはまだまだモテるだろう。
俺の中にはもう10代の頃の吉川(尖っていて怖かった)はいないけど、10代からいままで、つかず離れず付き合っている地元友達は吉川しかいない。
お互い同年代のミュージシャン。地元も同じ友達がこんなふうにがんばっていると、すごいと思うし刺激になる。

中年以降の友達との付き合い方について書かれた節で、特に脈絡なく吉川晃司の話が出ている。おそらく2023年のアラバキをきっかけに、「Ooochie Koochie」結成の話が進行し、本書の制作時点ではかなり大詰めになってきている状況なのではないか、と想像する。

以上、「Ooochie Koochie」結成にまつわる2つの予兆について書いてきた。
僕は正直、「Ooochie Koochie」の結成には驚いていない。
古くは「THE BAND HAS NO NAME」とか、「井上陽水奥田民生」、最近は「カーリングシトーンズ」など、奥田民生のコラボレーション企画はこれまでかなり多くみてきたからである。

だが、ワクワクはしている。絶対的大物ミュージシャン2人がタッグを組み、リスナーを楽しませてくれるというタイムラインに乗っていける喜びを噛み締めながら、この貴重な瞬間をしっかり追っていきたい。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です