THE VELVET UNDERGROUND & NICO


クレジット

LOU REED・・・Lead Guitar,Ostrich Guitar,Vocal
JOHN CALE・・・Electric Viola,Piano,Bass Guitar
STERLING MORRISON・・・Rhythm Guitar,Bass Guitar
MAUREEN TUCKER・・・Percussion
NICO・・・Chanteuse
PRODUCED BY;ANDY WARHOL
Edited and Remixed under the Supervision of Tom Wilson by Gene Radice & David Greene
Recording Engineers:Omi Haden-T.T.G.Hollywood
All arrangements by THE VELVET UNDER GROUND
※Produced by Tom Wilson

All songs written by Lou Reed except:THE BLACK ANGEL’S DEATH SONG –
Lou Reed & John Cale
EUROPEAN SON to DELMORE SCHWARTZ-
Lou Reed,John Cale, Sterling Morrison & Maureen Tucker

COVER DESIGN:Acy R.Lehman
DIRECTOR OF ENGINEERING:VAL VALENTIN
LINER PHOTOS BY:NAT FINKELSTEIN & BILLY LINICH
COLOR SHOW PHOTO BY:HUGO
PORTRAITS BY:PAUL MORRISSEY
Cover Painting BANANA by:ANDY WARHOL

収録曲

SIDE Ⅰ:
1.SUNDAY MORNING※ 2:53
2.I’M WAITING FOR THE MAN 4:37
3.FEMME FATALE 2:35
4.VENUS IN FURS 5:07
5.RUN RUN RUN 4:18
6.ALL TOMORROW’S PARTIES 5:55

SIDE Ⅱ:
1.HEROIN 7:05
2.THERE SHE GOES AGAIN 2:30
3.I’LL BE YOUR MIRROR 2:01
4.THE BLACK ANGEL’S DEATH SONG 3:10
5.EUROPEAN SON 7:40


感想

本作はインパクトの強いジャケットの見た目から、「バナナアルバム」と呼ばれているらしい。
同じTシャツを着ている人を見たことがあることや、Bank Bandが「沿志奏逢」というアルバムで本作のジャケットデザインをオマージュしていたことから知っており、偶然見つけてジャケ買いした。
これをインテリアとして飾るだけでもかなり映える。

サウンドはというと、特に2曲目「I’M WAITING FOR THE MAN」が印象に残っている。
この曲のリフの繰り返しがなぜか心地よい。
単調に繰り返すコード進行の中に、ベースだけが激しく変化させることで、それぞれのコードごとに違う響きを醸し出していて、ずっと聴いていられる。

全体的には、昨今のロックとは異なり、リズムパートがドラムではなくパーカッションということもあって、音にはどこか温かみを感じるものの、今の時代ではあまり聴かれない異様に長い間奏や曲の構成・アレンジなどに奇抜性を感じる。
調べると1967年のリリースと知り納得した(同時期にビートルズは「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」をリリースしている)。
当時のサイケデリック・ムーブメントの流れを汲んだ時代感がサウンドに反映されているようだ。



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